今年に入り、広島県内では息子や孫を騙るオレオレ詐欺などの特殊詐欺被害が多発しており、高額被害も発生しています。
犯人は、息子や孫になりすまし、
「風邪をひいて病院に来ている。」
「会社のお金が入ったカバンを盗まれた。」
「早くお金を用意しないといけない。」
「代わりに〇〇さんが、お金を取りに行く。」
などと電話をかけてきます。
このような詐欺電話(アポ電)の後、犯人が自宅まで来て、その場でお金をだまし取ったり、キャッシュカードや通帳をだまし取ったりします。
★注意点★
詐欺電話(アポ電)は、自宅の固定電話にかかっています。
今後も、詐欺電話(アポ電)が皆様のお宅にもかかる可能性がありますので、詐欺被害にあわないよう十分注意し、
〇 他人に現金やキャッシュカードを渡さない
〇 他人に暗証番号を教えない
ということを徹底しましょう。
被害を未然に防ぐためには、犯人と直接話さないことが大切です。
そのため次のことに心がけてください。
〇 家にいるときも留守番電話設定にしましょう
知らない人からの電話には出ないようにしましょう。
〇 非通知電話の拒否設定をしましょう
犯人は、非通知で電話をかけてくることが多いことから、あらか
じめ非通知電話の拒否設定をしておきましょう。
(ナンバーディスプレイの契約が必要)
電話対策を行うに当たっては、お年寄り自身が設定するのは難しい場合もあるので、家族や身近な人が協力してあげましょう。
また、最近、新型コロナウィルスワクチンの接種や予約に関し、区役所や保健所の職員になりすまし、金銭を要求する詐欺電話が発生しています。
新型コロナウィルスワクチンの接種や予約で支払いが発生することは絶対にありませんので注意してください。
【特殊詐欺被害を防ぐ「あいことば」】
~広島市民は、大好きな「お好み焼き」で詐欺被害防止!~
お・・・教えちゃダメよ「暗証番号」!
こ・・・「口座が悪用される・使えなくなる」は詐欺!
の・・・乗ったらダメよ「名義貸し」の話!
み・・・「未払い請求」のメールやはがき、それも詐欺!
や・・・止めましょう、一人で考え、悩むこと!
き・・・気をつけて、知らないところからの郵便物や電話!
詐欺を防ぐ「あいことば」を広めましょう。
送信元 広島市市民局市民安全推進課
TEL:082-504-2714
FAX:082-504-2712