最近、広島市内で高齢者のお宅に、市役所や区役所、金融機関の職員を名乗り、介護保険料の還付金を名目とした詐欺電話(アポ電)が多発しています。
犯人は、ATMに誘導して還付金の手続きを装って操作させ、現金を送金させてだまし取ろうとします。
実際に被害が発生しており、また、金融機関に誘導されたものの、金融機関職員が還付金詐欺と気づき未然防止された事案も発生しています。
【注意点】
市役所などの役所や公的機関などが、還付金の手続きのためATMを操作させることはありません。
また、ATMでは還付金を受け取る手続きをすることはできません。
詐欺電話は固定電話に非通知でかかってきます。
特に65歳以上の女性が狙われています。
被害を未然に防ぐためには、犯人と直接話さないことが大切です。
そのため次のことに心がけてください。
〇 家にいるときも留守番電話設定にしましょう。
知らない人からの電話には出ないようにしましょう。
〇 非通知電話の拒否設定をしましょう。
犯人は、非通知で電話をかけてくることが多いことから、あらか
じめ非通知電話の拒否設定をしておきましょう。
(ただし事前にナンバーディスプレイの契約が必要)
〇 電話対策を行うに当たっては、お年寄り自身が設定するのは
難しい場合もあるので、家族や身近な人が協力してあげましょ
う。
【特殊詐欺被害を防ぐ「あいことば」】
~広島市民は、大好きな「お好み焼き」で詐欺被害防止!~
お・・・教えちゃダメよ「暗証番号」!
こ・・・「口座が悪用される・使えなくなる」は詐欺!
の・・・乗ったらダメよ「名義貸し」の話!
み・・・「未払い請求」のメールやはがき、それも詐欺!
や・・・止めましょう、一人で考え、悩むこと!
き・・・気をつけて、知らないところからの郵便物や電話!
詐欺を防ぐ「あいことば」を広めましょう。
送信元 広島市市民局市民安全推進課
TEL:082-504-2714
FAX:082-504-2712