【概要】
　１２月２７日、安佐南区で高齢者のお宅に、区役所の職員や郵便局の局長を名乗り、介護保険料の還付金を名目とした詐欺電話がありました。

　犯人は、
〇　キャッシュカードがあればすぐにお金を返すことができる。
〇　古いカードなので新しく作り替えないといけない。
〇　新しいキャッシュカードを渡すので、暗証番号を教えて。
〇　古いキャッシュカードは職員が取りに行く。
などと言って自宅を訪ね、キャッシュカードをだまし取り、お金を引き出しています。

　今後も市内で高齢者のお宅に詐欺電話がかかることが予想されますので、犯罪被害にあわないよう十分注意してください。

【注意点】
〇　区役所や郵便局などの公的機関や金融機関が、還付金の手続きのためにキャッシュカードを受け取ることや暗証番号を聞くことはありません。
〇　キャッシュカードは、古いものでも壊れない限り利用できますので、新しいものに交換する必要はありません。
　従って、「キャッシュカードが古いので新しく作り替えないといけない。」、「新しいカードを渡すので、暗証番号を教えて。」は詐欺です。
〇　犯人と直接話をすると、犯人のペースに乗せられだまされてしまうので、被害を未然に防ぐためには、犯人と話さないようにしましょう。

【対策】
〇　電話でお金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑いましょう。
〇　他人にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えてはいけません。
〇　家にいるときも留守番電話設定にし、知らない人からの電話には出ないようにしましょう。
〇　犯人は、非通知で電話をかけてくることが多いことから、あらかじめ非通知電話の拒否設定をしておきましょう。
（ただし、事前にナンバーディスプレイの契約が必要です。）
〇　電話対策を行うに当たっては、お年寄り自身が設定するのは難しい場合もあるので、家族や身近な人が協力してあげましょう。
〇　このような電話がかかってきた時は、相手の指示に従う前に、必ず身近な人や警察などに相談してください。　

【特殊詐欺被害を防ぐ「あいことば」】
～広島市民は、大好きな「お好み焼き」で詐欺被害防止！～
お・・・教えちゃダメよ「暗証番号」！
こ・・・「口座が悪用される・使えなくなる」は詐欺！
の・・・乗ったらダメよ「名義貸し」の話！
み・・・「未払い請求」のメールやはがき、それも詐欺！
や・・・止めましょう、一人で考え、悩むこと！
き・・・気をつけて、知らないところからの郵便物や電話！
詐欺を防ぐ「あいことば」を広めましょう。

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送信元　広島市市民局市民安全推進課
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